鈍角曲げ伸び値はCADMACの伸びテーブルに実測値に近い数字が記録されているがそれでも把握していない材質板厚もある
またMetacamとCADMACでは鈍角曲げ時の伸び値の算出方法が違うためどちらのソフトで自動計算しても若干の狂いが発生する
そのため伸びテーブルにない鈍角θの伸び値を計算する際は
(90°曲げ伸び値) x (鋭角180°-θ) / (鈍角θ)
この計算式を使用する(R曲げも同様)
例としてSUS6.0tの135°曲げは計算式に当てはめると
-10.5x(180-135)/135=-3.5 となる実測値が-3.3なので伸びがわからない際の目安としては十分と言える。ちなみにMetaCAMの自動計算では-4.2と算出される
量産が絡むようであれば事前の試しで正確な伸びの算出が要求されることは注意